リーマンショック前後
今、何かとリーマンショックと比較されることが多いですね。
私は、当時アパレルで働いていました。リーマンショックが起きる前は、売り上げも毎年のように伸びていて「景気がいいな~」っと感じていました。
それが、リーマンショックが起きて客数は激減。売り上げは3割減りました。ガランとしていて、売り上げもやる気もドンドン下がる。ベテラン販売員もドンドン辞めていきました。ハッキリ言って赤字です。黒字のお店は数える程度。
若かったあの頃を思い出すと、まだまだ勉強不足で・・・。世界経済で何が起きているかも知らず、不満を抱えていました。今ならその大変さがわかる。上司はがんばっていたんだな。って。
アメリカは、失業率が1%上がると4万人死亡する
と言われているそうです。映画「マネーショート」で知りました。

知った時は、ものすごいショックでした。今、コロナの影響でアメリカの失業者は、リーマンショックの約6倍の4200万人。失業率は、4月の時点で14.7%。これは、ものすごい数字で・・・1930年以降、戦後最悪。詳しくはこちら。

去年の2019年9月の失業率は3.5%でした。11%も増えました。コロナに感染して亡くなった人たち以外にも亡くなっている人がいます。NHKでコロナ災害と言っている人がいました。救える命がある。アメリカがどのぐらいスピーディーに救済しているかが気になります。
これは、アメリカだけの話ではなくて、日本もヨーロッパも同じ。10年に1度大きな経済的ショックが起きます。ITバブル、リーマンショック、コロナ。過去も現在も特に仕事に影響が出ていない職業の人がいるなら、本当に奇跡的です。その仕事は大切にした方がいいかもしれません。
マネーショートは、専門用語も多くて1回見ただけではよくわかりません。でも、2,3回見れば分かってきます。アメリカでおきた本当の話です。
ライター:しろ
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